建物内への外気導入は法律により義務付けられていますが、外気に多量に含まれる湿度が、夏季の空調における大きな負荷となっていました。当社では外気湿度処理の省エネ化の研究開発に長年取り組み、ついに画期的な「リタンエア除湿方式」による外気処理機「ラデック」の製品化に成功しました。
その優れた省エネ性能は高く評価され、平成30年度省エネ大賞の最高賞である「経済産業大臣賞」を受賞しました。

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ボイラーやヒーターの熱源製品は、140年以上の歴史を持つ昭和鉄工のコア事業です。研究・開発の歩みを一歩一歩進めながら、時代時代のニーズに応じた製品を提供し続けてきました。
最新機種である真空式温水ヒーター「エルゴン」は、省エネ性能・環境性能を高い次元で進化させました。最大効率95%、NOx 30ppm以下、騒音60dB以下を実現しています。耐熱金属繊維をニット状に編み込んだ表面燃焼式の「メタルニットバーナー」が、この高性能化を可能にしました。また新開発「多機能マイコン」の搭載で、安全性を保つ自動制御機能、運転実績による省エネ診断、状況に合わせた運転の最適化を実現しました。
現在、インターネットを使った「遠隔監視システム」を可能にするIoTタイプの導入も進めており、メンテナンスサービスの精度を大幅に向上させます。将来的には、エルゴンに限らず当社の熱源機器・空調機器をトータルに監視することができるようになります。

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