空調システムの新展開外気負荷をほぼ完全に処理するので、室内空調機に高顕熱型ビル用マルチエアコンや輻射冷房を使用でき、省エネルギーな潜熱・顕熱分離空調システムを実現します。
快適なクールビズ湿度処理をしっかり行うので、28℃設定のクールビズ空調でも快適です。
冬期の加湿不足を解消環気から水分を回収して室内に戻すので、冬期の問題であった加湿不足を給水なしで、加湿器容量を大幅に削減できます。
現場施工が容易ヒートポンプ熱源を内臓しているので、電気・ダクト工事のみで運転できます。
省エネ大賞受賞!環境性能が高く評価され、平成30年度省エネ大賞経済産業大臣賞を受賞しました! |
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快適性を要する気密性の高い施設 |
商業施設(ショッピングセンター等) 公共施設(学校・図書館・博物館等) 一般ビル(オフィス・商業)など。
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低湿度の室内空気リタンエアをデシカントローターでさらに除湿、最も低湿度となったリタンエアと外気を全熱交換することで
外気は室内空気と同じ絶対湿度になります。これが、特許を取得した昭和鉄工独自のデシカント除湿技術です。
リタンエアを除湿するのでデシカントローターの除湿量は少なくて済み、デシカントの再生も内蔵したヒートポンプの温度でまかなえます。
室内空気リタンエアに含まれる湿度を最大限に利用して、外気を室内空気と同湿度まで加湿します。
リタンエアデシカント除湿方式は「室内空気の除湿」という発想の転換で、従来型デシカント方式よりも低温でのローター再生を可能とし、「外部熱源不要」「内蔵ヒートポンプ完結」の超省エネ型システムを実現しました。従来型デシカント方式と比べても、約50%の消費エネルギー削減(アフタークールの場合)を実現しています。 |
冷却減湿方式 |
冷却減湿方式では、高湿の外気を冷却によって除湿するには大きなエネルギーが必要です。 |
全熱交換器組込方式 |
全熱交換器のみでは除湿不足となるため、冷却減湿方式を組み合わせて補う必要があります。 |
従来型デシカント方式 |
従来型デシカント方式では、廃棄されていた温排熱をデシカントローター再生に利用でき、上記2方式に比べ省エネですが、デシカントローターを低温で再生した場合は除湿不足となるため、外気を予め冷却減湿するエネルギーが必要となります。 |
リタンエアデシカント除湿方式 |
リタンエアデシカント除湿方式は、低湿のリタンエアをさらに除湿して外気と全熱交換します。交換エネルギーの大半を全熱交換器が処理するため、冷却エネルギーが少なくて済みます。デシカントローターは50〜60℃の低温で再生可能で、内蔵ヒートポンプの温度で賄えます。 |
外気負荷をほぼ完全に処理するので、室内空調機には高顕熱型ビル用マルチエアコンや輻射冷房を使用でき、省エネに有効な潜熱・顕熱分離空調システムを実現します。 |
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