編組みセラミックヒーターでビア缶チキンやってみた!
「ビア缶チキン」とは!?
突然ですが皆さん、「ビア缶チキン」をご存知ですか?
右の写真をご覧ください。とても奇抜でシュールな見た目ですよね。。。
アウトドアの本場アメリカが発祥のキャンプ飯です。
缶ビールを開けてチキンのお腹に差し込み、上からバケツを被せて蒸し焼きにするという、なんともダイナミックな料理です。
加熱中、缶の中のビールが蒸発して蒸し焼きとなる上、ビールに含まれる酵素や炭酸にはチキンのたんぱく質を分解して柔らかくする効果があり、とってもふっくらジューシーに仕上がるようです。
見た目の豪快さに反して、実はチキンの丸焼きを美味しく仕上げる手法として理にかなった調理法なんです。
ビア缶チキンやってみた!
ならば! 我々マッチングラボのメンバーで、実際にビア缶チキンやってみました!
やってみると、調理に難点が・・・ 直火で焼き上げるため、火加減がとっても難しい!
チキン全体の温度を上げようと、どんどん火を焚くとチキンの下面だけが焦げてしまいました。。。
もっと上手に焼きたい!!!
よしっ! 「編組みセラミックヒーター」を使って、特性ロースターを作ってみよう!
編組みセラミックヒーターで特性ロースター
編組みセラミックヒーターでチキンをぐるりと取り囲み、周りから均一に加熱すれば、
下面だけが焦げたりせず、全体的に上手く焼けるはず!
じゃーん! 作ってみました、特性ロースター!
バケツを寸胴鍋に代えて、内壁に編組みセラミックヒーターを胴巻きに取り付けました。
フレキシブル性のある編組みセラミックヒーターだからできる構造です。
セラミックが発する遠赤外線で、内部の温度ムラをなくして均一に加熱するのも狙いです。
焚き火と特性ロースターの温度比較
焚き火による加熱と編組みセラミックヒーターによる特性ロースターでの加熱を、サーモグラフィーで比較してみました。
焚き火 | 特性ロースター |
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下部は焚火の熱で300~400℃近くまで上がるが、上部と下部の内部雰囲気温度差が安定しない。最大温度差150℃程度。 |
全体的に温まっており、上部と下部の内部雰囲気温度は約20℃前後で安定している。 |
特性ロースターでビア缶チキン!
特性ロースターでビア缶チキンやってみます。 | 170℃で1時間半加熱して・・・ | 全体的に上手く焼き上がりました! |
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やっぱり均一加熱は重要ですね。 |
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