デシカント空調
2016/07/21
除湿は昭和鉄工のデシカント空調にまかせて 節電クールビズを乗り切ろう!
sts design
今回はデシカント空調による夏場の省エネ化と快適化のお話したいと思います。
省エネと言えばクールビズ空調ですが、提唱されて以来エアコンの温度設定は28℃前後という所が多いようです。
しかし節電のためとはいえ、この推奨温度は決して快適とはいえません。デスク用小型扇風機を併用されている方も少なくないでしょう。
このつらさの原因は温度ではなく実は湿度。温度が28℃の時、快適湿度の上限目安は60%程度ですが、エアコンの設定に湿度制御は入っていません。
湿度はあくまで成り行きなのです。

実は、温度を下げるより湿度処理のほうがエネルギー負荷が大きいのをご存知でしたか?
エアコンは温度とともにもちろん湿度も下げようと頑張っていますが、エアコンのコンプレッサー方式では湿度を下げる方により大きなエネルギーを必要とします。

この負荷の差が処理能力の差となって不快の原因になってしまいます。
28℃の設定温度はクリアできても、湿度は快適な域に達していません。結局は我慢できずに設定温度を下げてしまうことになります。
逆に湿度を快適にしようとすれば、今度は温度が下がり(冷え)すぎて不快となる上に、エネルギーの無駄も大きくなってしまいます。
エアコンだけで温度と湿度を同時に制御しながら省エネと快適性を両立させるのは困難なのです。

この不快な湿度は、実は屋外の空気が原因です。
エアコンは屋内循環なので、窓を閉めきっていればさほど湿度はあがりません。家庭でもオフィスでも、エアコンをつけた部屋にはできるだけ外部の空気をいれないよう心がけているはずです。しかし締め切り状態の室内空気は、二酸化炭素やホルムアルデヒド等の有害物質でどんどん汚れていきます。
そのため室内の汚れた空気を新鮮な外気と入れ替える“換気”は法律で義務付けられており、冷暖房と並んで空調の重要な要素になっています。
この換気によって、室内には常に多湿の外気が入ってきているのです。

入ってくる外気を無くすことはできませんが、その湿度を下げることは可能です。
換気設備に除湿能力の高い外気処理機(外調機)を採用して取り込む外気の湿度(潜熱)を取り除けば、エアコンの湿度処理の負荷は大幅に軽減されます。温度(顕熱)の処理のみに専念できるエアコンはCOPが向上し省エネにつながります。また温度と湿度を個別に制御できるため、快適性を重視した空調システムも可能となります。
このように「湿度は外気処理機」「温度はエアコン」とそれぞれが得意な処理に分担することを「潜熱顕熱分離処理方式」と呼んでいます。


外気を除湿する方法はいろいろありますが、現在最も注目されているのは、乾燥剤(デシカント)に水分を吸着して除湿するデシカント除湿方式です。デシカント除湿方式は低温排熱をデシカントの再生に利用できます。排熱が発生するビルや工場では、従来のエアコン除湿方式に比べてはるかに省エネで快適空調が可能になります。
当社ではデシカント方式を更に発展させた独自のリタンエアデシカント外気処理機「ラデック」を開発し、同技術で特許も取得しました。

リタンエアデシカント除湿方式は、“デシカント除湿によって更に低湿化したリタンエア(屋内還気)と外気とを全熱交換することにより室内と同じ温湿度を獲得”します。つまりラデックにより導入する外気は、なんと室内と同じ温度・湿度なのです。
デシカントと全熱交換器を併用したラデックは、換気型外気処理空調製品において省エネNo.1を達成しました。
ラデックと高顕熱型ビルマルチエアコンとを組み合わせた「潜熱顕熱分離処理方式」の空調システムが可能となり、施設全体の省エネを実現します。
「ラデック」について詳しくはこちらから

省エネと快適性を両立させるクールビズ時代の新しい空調システムはラデックにお任せください。
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クールビズは不快!?
省エネと言えばクールビズ空調ですが、提唱されて以来エアコンの温度設定は28℃前後という所が多いようです。
しかし節電のためとはいえ、この推奨温度は決して快適とはいえません。デスク用小型扇風機を併用されている方も少なくないでしょう。
このつらさの原因は温度ではなく実は湿度。温度が28℃の時、快適湿度の上限目安は60%程度ですが、エアコンの設定に湿度制御は入っていません。
湿度はあくまで成り行きなのです。

エアコンだけで省エネと快適性は両立できない...
実は、温度を下げるより湿度処理のほうがエネルギー負荷が大きいのをご存知でしたか?
エアコンは温度とともにもちろん湿度も下げようと頑張っていますが、エアコンのコンプレッサー方式では湿度を下げる方により大きなエネルギーを必要とします。

この負荷の差が処理能力の差となって不快の原因になってしまいます。
28℃の設定温度はクリアできても、湿度は快適な域に達していません。結局は我慢できずに設定温度を下げてしまうことになります。
逆に湿度を快適にしようとすれば、今度は温度が下がり(冷え)すぎて不快となる上に、エネルギーの無駄も大きくなってしまいます。
エアコンだけで温度と湿度を同時に制御しながら省エネと快適性を両立させるのは困難なのです。

湿度の負荷は高温多湿の外気導入が原因
この不快な湿度は、実は屋外の空気が原因です。
エアコンは屋内循環なので、窓を閉めきっていればさほど湿度はあがりません。家庭でもオフィスでも、エアコンをつけた部屋にはできるだけ外部の空気をいれないよう心がけているはずです。しかし締め切り状態の室内空気は、二酸化炭素やホルムアルデヒド等の有害物質でどんどん汚れていきます。
そのため室内の汚れた空気を新鮮な外気と入れ替える“換気”は法律で義務付けられており、冷暖房と並んで空調の重要な要素になっています。
この換気によって、室内には常に多湿の外気が入ってきているのです。

温度はエアコン、湿度は外気処理機(外調機)
入ってくる外気を無くすことはできませんが、その湿度を下げることは可能です。
換気設備に除湿能力の高い外気処理機(外調機)を採用して取り込む外気の湿度(潜熱)を取り除けば、エアコンの湿度処理の負荷は大幅に軽減されます。温度(顕熱)の処理のみに専念できるエアコンはCOPが向上し省エネにつながります。また温度と湿度を個別に制御できるため、快適性を重視した空調システムも可能となります。
このように「湿度は外気処理機」「温度はエアコン」とそれぞれが得意な処理に分担することを「潜熱顕熱分離処理方式」と呼んでいます。


外気処理には「ラデック」!
外気を除湿する方法はいろいろありますが、現在最も注目されているのは、乾燥剤(デシカント)に水分を吸着して除湿するデシカント除湿方式です。デシカント除湿方式は低温排熱をデシカントの再生に利用できます。排熱が発生するビルや工場では、従来のエアコン除湿方式に比べてはるかに省エネで快適空調が可能になります。
当社ではデシカント方式を更に発展させた独自のリタンエアデシカント外気処理機「ラデック」を開発し、同技術で特許も取得しました。

リタンエアデシカント除湿方式は、“デシカント除湿によって更に低湿化したリタンエア(屋内還気)と外気とを全熱交換することにより室内と同じ温湿度を獲得”します。つまりラデックにより導入する外気は、なんと室内と同じ温度・湿度なのです。
デシカントと全熱交換器を併用したラデックは、換気型外気処理空調製品において省エネNo.1を達成しました。
ラデックと高顕熱型ビルマルチエアコンとを組み合わせた「潜熱顕熱分離処理方式」の空調システムが可能となり、施設全体の省エネを実現します。
「ラデック」について詳しくはこちらから

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