interview_08先輩の声|都市景観事業部 設計グループ

都市景観事業部 設計グループ

安全で、
美しい都市を設計する。
長く街に残る仕事に
誇りを持っています。

PROFILE

国立大学大学院 生命体工学研究科卒業。在学中は生体機能応用工学を専攻。
2017年4月に昭和鉄工に入社。
休日は自身でプランを立てて旅行を楽しむ。計画を立てて効率良く物事を進める習慣が迅速な仕事につながっているという。

生まれ育った福岡で
生活に役立つモノづくりを。

大学時代から、生まれ育った福岡でモノづくりに携わり、人々の生活に役立ちたいと考えていました。現在は都市景観事業部の設計グループに所属。橋梁用の防護柵や街路柵など、景観製品の設計と図面作成を行っています。図面は正確であること。そして、必ず納期を守ること。設計士として常に正確かつ迅速な仕事を心がけています。

防護柵や街路柵は、歩行者を事故の危険性から守る、重要な役割を担っています。ただ、その存在が都市景観を損ねるようでは十分とはいえません。まずは安全性、続いてお客様のニーズや設置する場所の地域住民の方のご意見をお聴きしながら、周囲の景観に自然と溶け込むような設計が大切なのです。

自身が設計した柵が無事に納品・設置され、実際に完成した様子をこの目で確認した時は、やはり達成感がありますね。しかも私たちの実績は、長いものでは数十年先までカタチとして残るわけです。防護柵や街路柵は一見目立たない存在ですが、私はこの仕事に誇りを持っています。

現場で学んだ
”わかりやすい仕事”の重要性。

設計グループの一員として、これまでJR博多駅前やJR香椎駅前の街路柵の設計に携わってきました。設計士としてキャリアを積む上では、どんな勉強も力になるはず。今は学生時代に学んでいた物理学や材料学、構造力学を復習しているところです。

設計士としての姿勢は、現場で学んだといってもいいかもしれません。たとえば、まだ入社間もない頃、施工現場で作業をする方々から、私が作成した図面が「わかりにくい」というご指摘をいただいた経験があります。恥ずかしかったですね。図面は施工現場で働く全員が共有するもの。自分だけ解っていても、何の役にも立たないんですから。誰が見ても理解できるような心くばりが必要なんだと、この時に気づきました。

仕事上での失敗は、必ず自分の力になります。学生の皆さんも失敗を恐れて消極的になるよりも、積極的に色々なことに挑戦してほしいですね。

誰もが素直に意見を出し合うことが、
発見につながる。

昭和鉄工には長い歴史があり、様々な技術やノウハウが蓄積されている会社です。その経験を先輩方が代々継承し、発展の糧としてきた点が当社の魅力でしょう。

私が所属する設計グループには、キャリアに関係なく誰もが気さくにコミュニケーションを図り、互いの考えを伝え合える気風があります。都市景観の設計は様々な角度から物事を視る目が必要なので、新入社員でもどんどん意見を求められます。まずはチーム内で積極的に意見交換をして、その意見をグループ全体に反映させる。そうしてグループ全体の仕事をより良い方向に進めていけたらベスト。

これから入社なさる方には従来の考えにとらわれず、今までに思いつかなかったような新しい発想を期待しています。自分が思ったことや考えを素直に発言できる。そんな人は大歓迎。誰の意見も大きな発見につながる可能性を秘めているのですから、発信しないともったいない!皆さんと一緒に新たな製品づくりができる日を、楽しみにしています。