interview_07先輩の声|生産技術部

生産技術部

学生時代の知識活かして
機械を設計。
一人前の技術者めざして
腕を磨いています。

PROFILE

私立大学 工学部機械工学科卒業。
2019年、昭和鉄工に入社。
趣味は野球観戦、映画鑑賞、買い物。
「休みの日はプロ野球観戦や友達と飲みに行って、おおいに盛り上がります!」。昭和鉄工でも野球部に所属。

自分が設計した機械が作動すると、達成感も大きい。

21世紀は環境の時代。私も学生時代から環境問題やエコに関する製品に興味がありました。昭和鉄工への入社を決めたのも、関心を持っていたボイラーや空調機器を生産していたから。時代の先を読むチカラを感じました。

今は生産技術部で生産設備のトラブル対応や生産性を向上させるための設備・治工具を製作。大学時代に学んだ力の強度計算や、機械図面の書き方が役に立っています。当時の教科書は今も参考書として読み返しているほどです。

大学で学んだ専門知識を活かして1年目から機械の設計に携われるなんて、入社する前は考えてもいませんでした。ただ、学生時代の授業は基礎的なものでしたが、現在は機械を組み立てて動かすまで見届けなくてはなりません。想像以上に責任ある仕事を任されているので、無事に機械が作動した時は達成感も大きいですね。

機械のトラブル解決はスピードが肝心。先輩方の豊富な知識に脱帽。

昔も今も、生産現場には大なり小なりトラブルがつきものです。とはいえ、生産設備のトラブルによって生産ラインはストップ。最終的には納品先のお客様にご迷惑をかけてしまう。会社の信頼を守るためにも、私たちがいち早くトラブルの原因を見つけ出し、対策を取らなくてはなりません。

時には解決までに時間を要するケースもありますが、そんな時に際立つのが上司や先輩方の膨大な知識の量。以前、似たようなトラブルはなかったか、その時はどんな解決策が有効だったか……と、経験にもとづいたディスカッションは圧巻です。私はまだ先輩方に付いて勉強する身ですが、難しいケースほど解決した時にすがすがしいですね。現場の方からも感謝されて、自分たちの役割の重さを改めて感じます。

技術者に必要なのは、広い視野と、何事もあきらめない気持ち。

学生時代は気づきませんでしたが、実際に働いてみると仕事で前に進むには、広い視野が必要ですね。視野が広ければ、考え方の幅も広がるし、選択肢も増える。不可能を可能にする発想が生まれると思うんです。技術者にはきっと、視野を広く持って何事もあきらめない人が適しているし、今後もそういう学生さんとの出会いが楽しみです。

私も入社して視野を広く持つように心がけています。仕事の経験値はまだまだ低い私ですが、先輩方が目標をしっかり持ってきびきび働いている姿を見ていると、力が湧いてくる。このパワーが昭和鉄工を動かし、支えているんだなと感じます。生産技術部の全員が私の憧れ。お1人おひとり、幅広い知識を持っていて、私のつたない質問にもいつもわかりやすい答えを返してくださいます。今後は機械設計に加えて電気回路図やシーケンスプログラムが作成できるようになりたい。だから、年上の方の胸を借りて学べる環境は本当にありがたいんです。