interview_03先輩の声|新規事業・新商品開発本部

新規事業・新商品開発本部

全員が対等な立場で
ディスカッション。
真に価値のある製品は、
その中から生まれる。

PROFILE

国立大学大学院 総合科学教育部 地域科学専攻卒業。
2018年入社。入社1年目はヒートポンプや機械設計の基礎を学び、2年目以降は新規開発試作機のハード設計を担当。
趣味はスパイスカレーづくり。
「味を構成する要素が多く、とても奥が深い。試行錯誤もまた楽しいのです」。

アイデアの幅を広げるために、
積極的にセミナーにも参加。

企業として一番に大切にしているものは、社員。全社員が一丸となって苦楽を共にしながら成長し、恩恵とよろこびを分かち合う。そんな当社の経営理念『会社農場論』に深く共感しました。入社して若手社員をとても丁寧に育ててくれる企業だと改めて実感。今も自分の判断は間違ってなかったと胸を張って言えます。

新商品の開発は会社の未来を担う業務です。主に企画の立案や設計・評価試験に従事していますが、事務所内にこもっているのではなく、アイデアの幅を広げるために外部の展示会やセミナーにも参加。専門分野が異なる社外の方とお会いするのは緊張しますが、いい刺激です。幅広い分野に関心を持ち、井の中の蛙にならないように心がけています。

新商品は装置としての仕様を満たすだけではなく、生産性やコスト、発表する時期も考慮して進めなくてはなりません。開発本部だけでなく、製品づくりに関わるであろう他の部署の方とも話し合い、アイデアを出し合う。それが良い商品を生み出す一番の近道だと考えます。

あらゆる学問に意味があり、
いつか必ず役に立つ。

大学では化学を専攻。しかし、当社は機械を製造するメーカーです。入社当時は化学の知識はあまり活用できないんじゃないかと思っていました。しかし、案外そうでもないんです。
ある日、機械で度々問題になる腐食現象について教えていただいたので詳しく調べてみると、実はその原理は化学反応でした。「機械設計にも化学の知識は必要なんだ!」と、衝撃を受けたのを覚えています。機械は様々な分野の知識が組み合わさって誕生する結晶のようなもの。それからは化学分野出身の私だからこそできる発想で、新たな事業や商品を生み出そうと思うようになりました。

「学び」は社会に出てからもずっと続きます。最近はAIに興味があり、時間ができたら参考書を読み漁ったり、講習会に出たり。掘り下げるほどに奥が深く、AIが進化する背景にもきちんとした理論があるんだなと。関心は尽きません。すぐ業務に結びつくわけではないけれど、いつか新しいプロジェクトが立ち上がった時に、今の学びが役立つはず。そう思うだけでワクワクするんです。

若者もベテランも
忖度せず発言できるチームづくりへ。

開発事業には、発想の斬新さはもちろん、スピード感が欠かせません。そのために、チーム内では報告・連絡を徹底し、それぞれの進捗状況を全員で共有することが大事。若い人は必要以上に忖度し過ぎて、自分の考えを発言できないかもしれません。が、新しい技術を生み出す上で、それはストッパーになり兼ねません。

私がめざすのは「全員が発言しやすいチーム」。全員が対等な立場でディスカッションできる環境でものづくりに取り組みたいですね。

社会に出てみると、知っているつもりで知らなかったことが山ほどある。私がそうでした。専門分野や思い込みに縛られて将来の選択肢を狭めるのは、じつにもったいない話です。就職活動は様々な分野で最前線にいる方から直接話を聞ける、数少ないチャンス。ぜひ積極的にコミュニケーションを取ってみてください。初めは緊張するかもしれませんが、「どんなことでも挑戦する」という姿勢が大切。私たちにも、ぜひ若いあなたの声を聞かせてください。