interview_11先輩の声|サーモデバイス事業部 CSグループ

サーモデバイス事業部 エンジニアリンググループ

国内外の工場で
加熱炉を組み立てる。
私も日本の製造業を
支えている。

PROFILE

私立大学大学院 工学研究科卒。高信頼ものづくり専攻。
2019年、昭和鉄工入社。
ドライブや映画鑑賞が趣味。
「出身は群馬、大学は金沢。入社して初めて福岡で暮らすことになりました。休日ごとに九州各地の観光地めぐりを楽しんでいます」。

市民に親しまれている昭和鉄工の仕事に魅力を感じました。

天神地下街や中洲にある福博であい橋...福岡での就職説明会に参加して昭和鉄工の仕事が街の至る所にあるのを知り、驚きました。ずっとものづくりの仕事に就きたいと思っていたので、迷わず入社を志願。もともと自動車関連の製造業に興味を持っていたのですが、当社の製品は自動車工場でも採用されていると知り、間接的に自動車製造に関われるのもうれしかったですね。

サーモデバイス事業部は、工業用の熱処理炉や超薄型電気ヒーターの設計と製造を行う部署です。私の主な仕事は加熱炉部品の発送や加熱炉の組み立て、それらのメンテナンス。自動車工場に赴いて現地で加熱炉を組み立てる機会も多く、時には私が図面を見て組み立て方を指導することも。小さなネジが1本足りないだけでも機械は動きませんから、組立後の試運転で正常に動くかどうかを確認する瞬間はものすごく緊張します。

自動車や液晶テレビ...昭和鉄工の加熱炉は日本の産業を支えている。

当社が携わった製品は自動車工場や液晶・有機EL工場など、日本の産業を代表するメーカーの工場で活躍しています。実際に自分が組み立てた自動車用加熱炉が動いている姿を見た時は、自分も日本のものづくりに関わっているんだな、仕事って面白いな、と感じました。プライベートで目にする自動車や液晶テレビなども、どこで生産されたんだろうと気になりますね。ひょっとしたら昭和鉄工の加熱炉が関わっているかもしれませんから。

設計図を見て仕事をするため、大学で設計を学んだ経験も役に立っています。いずれは加熱炉製品の設計に携わりたいので、今は部品の発送や組み立て、メンテナンスの業務を通して、効率の良い組み立て方を学び、さらに良い設計にするにはどうすればよいかを考えながら手を動かしています。こうして自分で考える習慣がついたのも、入社当初に私についてくださった先輩の指導がわかりやすかったおかげ。その先輩はオン・オフの切り替えが早く、休憩時間には仕事と全く関係のない話で場を盛り上げてくれる。メリハリのある働き方がかっこいいんですよ。

海外出張の機会も。もっと英語を勉強しておけばよかった!

最近は全国にある自動車工場へ出張に出かける機会も増えました。現場の声を直接聞けるのは、加熱炉はもちろん自動車の製造についても詳しく知ることができるのでとても興味深い。より良い製品づくりのヒントになると思うんです。もうすぐアメリカ・ケンタッキー州にある日本の自動車工場に、加熱炉を組み立てに行く予定。海外の製造現場がどんな感じなのか、今からワクワクしています。

入社してみて感じるのは、本当に意外性のある会社だということ。お堅そうな社名からは想像できないほどみなさん明るくて、何より“教え上手”。新入社員もスーッと現場に馴染めます。あと、昭和鉄工の製品は、世界規模でものづくりを支えているんだなと実感しています。特に私の部署は海外出張も多いので、もっと英語を勉強しておけばよかったと後悔!これから入社する方は海外での活躍も視野に入れて、外国語に興味を持っておくと良いかもしれませんね。