interview_10先輩の声|経理部

経理部

経理は
経営を左右する要。
先を読む想像力も大切に
お金を管理。

PROFILE

国立大学 経済学部 国際経済学科卒業。
2017年、昭和鉄工に入社。九州営業所で1年半勤務した後、経理部へ。
「休日は趣味のギターを弾いたり、温泉に行ったりして過ごします。週末に思いきり好きなことをして頭をすっきりさせておくことが、週初めのスタートダッシュにつながります」。

常に緊張感を持って仕事に取り組む。専門知識を学んでスキルアップ!

仕事は人生の大部分を占めるもの。就職活動をする上で気になるのは、その会社の実績ですよね。私の場合、創業からの存続年数を重要視していました。10年続く企業が多いとはいえない厳しい社会情勢の中、130年以上の歴史を誇る当社の存在は群を抜いていました。おそらく、ここまで歴史を重ねてこられた理由は、当社が掲げる「誠実」さが大きいと思います。

現在は経理部に所属。お金に関する業務全般に携わっています。学生時代から数字の管理に興味があったので、私にとってこれ以上いい部署はありません。売買代金や支払いの管理、代金回収の依頼や融資の手続き、倒産リスクの調査など、業務の内容は多岐にわたります。何よりも様々な数字を比較することで、増減の原因を突き止めることだってできるところが面白い。

当社の業務上、経理といえども専門知識が必要。慣れない頃は分からない処理が出ることも日常茶飯事で、先輩方にフォローしていただきました。経理業務の難しさを痛感すると同時に、専門知識を学ぶことでスキルも上がる。日々の業務の中でそんな手応えを感じています。

より正確に、迅速に。効率的な仕事の進め方を意識。

最も達成感を感じるのは、やはり決算時期を乗り越えた時です。経理部は決算時期に特に業務が集中するので、期限に追われる中で山のような案件を1つひとつ正確に処理しなければなりません。多忙を極める分、この時期を無事にクリアできるとすっきり!経理部全体の結束力も高まりますね。

経理部全体としては財務体質の改善や経営管理機能の向上という、大きな目標があります。そのためにもまず、1人ひとりの仕事の進め方を見直さなくてはなりません。経理の業務はある程度定型化し、今以上に効率化を図ることができるはず。より多くの処理業務をより正確に、より迅速に行うには、どうすればいいか。常に効率アップを考えながら仕事に取り組んでいます。

今の職場では科目ごとに専門担当が割り振られていますが、今後は目標に対する進捗状況を担当の枠を越えて全員で共有できるような透明性のあるチームづくりをめざしたい。誰でも大なり小なりミスをしますが、1つのミスを引きずらず次へとつなげていけるような雰囲気づくりに努めます。

「昭和鉄工はいいものを造る」。お客様の声から得た気づき。

経理の仕事には判断力や適応力、コミュニケーション能力など様々な要素が求められます。その中でも、私が最も大切だと感じるのは、想像力。意外と思われるかもしれませんが、常に不測の事態を想像しながら、慎重に仕事に取り組む。そして何が起きてもいいように準備をしておくことが大事。経理とは、経営の管理人。だからこそ必要な想像力があります。

お客様と直接お会いする機会は少ないのですが、ある時、直接「昭和鉄工さんはいい製品を作りますね」というお声をいただいたことがあります。胸が熱くなったのと同時に、仕事への意識がぐんと高まりましたね。お客様の期待を感じられたのはもちろん、どの部署であっても責任を持って業務に取り組み、より良いものを提供したい。そう思うようになりました。細部まで確認を怠らない方、数字に強く、何より正直な方なら、きっと経理の仕事に向いています。昭和鉄工のいい製品づくりに関わっているという喜びを、新しい社員の方々とも分かち合える日を楽しみにしています。