interview_06先輩の声|人事部

人事部

大切なのは奉仕の心。
凡事徹底し、
社員が働きやすい
環境を整える。

PROFILE

私立大学 商学部商学科卒業。
2019年、昭和鉄工に入社。
趣味は旅行やキャンプ、話題の食べ物めぐり。
日刊工業新聞社主催の新入社員論文大会でも入賞を果たす。

社員の方からの「ありがとう」が一番の励みです。

就職活動中の学生さんは、人事のスタッフを見て会社を判断することがあると思います。私がまさにそうでした。もちろん、昭和鉄工が製造している製品が温泉施設など、多くの方が利用する施設で使われていて、たくさんの利用者がその恩恵を受けているというのも魅力でした。それに加えて、人事の方の親しみやすさや工場見学の際に感じた温かい雰囲気に心を動かされました。「いい会社だな」と素直に感じることができたんです。

今はその人事部に所属。社員の勤怠や団体保険の管理、慶弔業務のほか、借り上げ住宅や制服の手配など労務や庶務の業務を担当しています。つまり人事部は、社員が気持ちよく働ける環境を整えるのが仕事なんですね。社員に関わるすべての業務に携わっているので問い合わせも多く、業務も多岐にわたりますが、少しでも皆さんのお役に立てていると思うと嬉しい。社員の方から「ありがとう」と言っていただける、その言葉が何よりの励みです。

1年を通して業務を記録。仕事の流れを把握しました。

入社してもうすぐ1年。たくさんの業務をこなすのに必死で、他の業務を忘れる恐れもあるため、毎日の業務はすべて記録するように心がけてきました。今は1年間の仕事の流れがだいたい分かるようになったので、来期に備えて復習をしているところです。もっとも緊張するのは、給与を扱う業務。毎月必ず、社員の給与から控除するものが発生しますが、ここを間違って処理してしまうと大変!皆さんが楽しみになさっているお給料ですから、毎月、緊張感を持って計算しています。

はじめはどんなに難しいと感じた業務でも、理解できてくるとだんだん興味が湧いてくる。それが仕事の面白さだと思います。会社の皆さんに頼りにされる社員に成長したいので、現在、社会保険や税金など労務の知識を勉強中。今は行動することでしかお役に立てていませんが、少しずつ知識面でもサポートできるようにがんばります。

分からなかったことが理解できる、その小さな変化が面白い。

学生時代からの座右の銘は「凡事徹底」。平凡を、非凡に努める。当たり前のことをよりきちんと徹底して努める、という意味で、経営の神様として知られる松下幸之助さんやイチローさんもこの言葉の大切さを説いていらっしゃいます。私もこの言葉を知ってから生活を見直すようになりました。

努力は嫌いじゃないんです。むしろ、努力しかできないと言ってもいい。分からないことが理解できるようになる、できなかったことができるようになる。その小さな変化が面白いと思うんです。今の仕事に必要な力があるとすれば、「奉仕の力」。人のために一生懸命に働ける、そんな力を磨いていきたいですね。

いつか人事部の代表として就職活動をする学生さんとお会いできるように、私も勉強を続けます。かつての私がそうだったように、「こういう人たちが働いている会社なら間違いない」と思ってもらえるよう成長したいですね。