快適環境の創造に挑戦し続ける昭和鉄工

小規模の施設は、給湯負荷の変動が少なく、比較的安定しています。 出湯温度制御機能をフル活用したインバーター付NEOSを使用することにより、貯湯槽の設置は不要になります。

中小規模の給湯施設で給湯負荷のピークが短い施設は、最大給湯負荷時のピークをカット（蓄熱分を使用）することで対応が可能です。大容量の熱媒水を保有した蓄熱NEOSを使用すると、貯湯槽の設置は不要になります。

中・大容量の給湯施設は、給湯負荷変動が大きく、ピーク時間も長いので、貯湯槽の設置は不可欠となります。 高効率貯湯槽WTHタイプは、昭和独自の「流動境界貯湯方式」により、従来の貯湯槽の2倍以上の出湯能力がありますので、設置スペースが小さく、設備費も大幅な低減が図れます。 WTHタイプにはインバーター付NEOSとの組合せが最適です。

●高い信頼性
1.高い信頼性
真空式の場合、溶解栓・真空スイッチ等の安全装置及び熱交換器の経年劣化等により真空漏れが発生したり、また内部熱媒水の分解による不活性ガスの発生により、能力がダウンすることがありましたが、「NEOS」は無圧式のためその心配はありません。
2.集熱ポンプからの水漏れ解消
メカニカルシールを使用しない、キャンドポンプ（シールレスポンプ）の採用によりポンプからの水漏れを解消しました。
3.最高使用圧力1.0ＭＰａ（水頭圧102ｍＡｑ）を標準化
熱交換器は、最高使用圧力1.0ＭＰａ（水頭圧102ｍＡｑ）仕様を標準化しました。高い建物や高いポンプ圧力にも対応できます。
●省スペース・低騒音
1.省スペース
高効率缶体及びプレート式熱交換器の採用により、設置スペース、メンテナンススペースを大幅に削減いたしました。（当社真空式比30％減）
また、「ラウンドNEOS」は、丸（縦）型のため設置スペースはさらに少なくなり（NEOS比15％減）、既設丸型温水ヒーターの取替の際など、新たなスペースを確保する必要がありません。
「NEOS」では、機械室への搬入はＷ1200×Ｈ1900の片袖開きのドアから、全機種を搬入可能としました。（NEOS-6500以上の大型機種は一部部品の取り外しを要します。）
2.低騒音
無圧式のため真空式特有の焚き上げ時のバリバリ音がありません。
機械室が中間階にある場合や隣室が会議室等の場合でも安心して設置・運転できます。
また、キャンドポンプの採用により集熱ポンプの運転音も大幅に低くしました。多様なニーズにお応えできます。
●高効率・低ランニングコストを実現
1.高効率
当社独自の、プレート式煙管（特許出願中）の採用により、缶体効率90％以上を確保しました。（当社無圧式旧モデル85％）
2.低ランニングコスト
高効率プレート式熱交換器の採用と、缶体の高効率化により、ランニングコストを大幅に低減し、真空式以上の経済性を発揮します。（当社無圧式旧モデル比約10％減）
●施行・取扱の簡素化
1.465ｋＷ（400,000kcal/h）まで公害の届出が不要
プレート式煙管（特許出願中）の採用により缶体効率をアップし、465ｋＷで燃料消費量を50L/h以内（Ａ重油）に抑えることが出来ました。よって465ｋＷまでは大気汚染防法による、ばい煙発生施設の届出が不要となりました。（地域によっては届出基準が異なる場合もありますのでご確認願います。）
2.無資格・無検査
無圧式なので、ヒーターおよび併設する貯湯槽は圧力容器の適用を受けません。「ボイラーおよび圧力容器安全規則」による法的な届出・取扱資格および性能検査等は一切不要です。（※定期的なメンテナンスは必要です。）