このたび「開かれたアジアの庭」をテーマに、博多リバレインがオープンしました。
併設されました アジア美術館 には、世界で活躍するアジア出身の現代アート作家の作品が展示されています。又、建築の随所にその一部として、アート作品が設置されています。

 博多リバレイン・イーストサイト


博多リバレイン・イーストサイトのエントランスには、「龍舟」が設置されました。
この作品は、後に長崎に伝わり、ペーロン船の原型となった龍船そのものが、作品として使用されています。船でありながら外板は貼られず、骨組を露出する事で、その構造を見せます。あたかも龍の手足のように張り出した30本のオールには、その下に「無限」の意味を持つ99個の提灯が下がります。
作者は、ニューヨーク在住の中国人アーティスト、ツァイ・グォンチャン氏(41)で、氏のプロデュースにより中国福建省の工房で彫刻と骨組が製作されました。
当社は、作家の意図を尊重しつつ、船体の補強を中心に建築の一部として耐えうる様、ステンレススチールを多用し、組み立て塗装、設置までを行ないました。提灯に灯りをともした幽玄な姿は日本文化と融合し、アジアの都市福岡の、象徴の一つとなるでしょう。

 龍舟


博多リバレイン・イーストサイトの東面にはもう一つのアート作品があります。
ブルーメタリックの卵がステンレスの球に収まった姿は、昼夜を問わずその存在に異彩を放ちます。この作品は、インド、ムンバイ在住のインド人アーティスト、スダルシャン・シェッティ氏のもので、当社はその製作及び設置を行ないました。
ステンレス製の球体は地球を、FRP製の卵は未来に向かう希望を形にしたもので、地球に柔らかく包み守られています。作者は、ポジティブな立場から、この作品を通して人間の未来を見つめています。
また、この作品の真下や壁面、各フロアには、当社の鋳物技術を生かしたアルミキャスト製の門扉や格子、手摺りがあります。各デザインは綿密な打合せのもと統一され、質感や色調と相まって建築にアクセントを与えます。

「博多座」東面

都市景観事業部 建装グループ
(参考図書 「博多リバレイン アートプロジェクト カタログ」)

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